大阪ガス賞(関西)
「エンガワのコミュニティ」
兵庫県立大学大学院
竹内梓、廣瀬文人、李路陽
[企業講評]
被災地での支援活動等において、支援者の生活や移動を確保することが、被災地の負担となるという話は以前からありました。この提案は、被災地にできるかぎり迷惑をかけずに、支援者が自立した生活を営むというものであり、評価できる姿勢といえます。また、その支援者のコミュニティ育成のために「えんがわ」という空間を共有し、そこで本や趣味などさまざまなことを通じてつながるという発想は、まさに今着目さ れる「シェア居住」への提案であり、新たな居住形態への先進的提案といえるでしょう。